2021年にカナダのプロリーグCFLのモントリオール・アルエッツと契約し、今年2年目のシーズンに挑んでいたRB#29李 卓選手が、先週末帰国しました。

昨年はグローバルドラフト枠のプラクティスロスター（練習生）からスタートし、第5戦にアクティブロスターに昇格を果たして4試合に出場。今年はプレシーズンゲームには出場し好調が伝えられていましたが、グローバル登録枠1名がパンターに充てられる中、シーズン中のロスター入りはなりませんでした。

アルエッツはEAST ディビジョン2位でリーグ戦を終了。李選手は、プレーオフを前に、Xリーグ ライスボウルトーナメントを見据えて帰国することになりました。

ここまで、李選手のチャレンジにたくさんの応援をいただきありがとうございました。11/6（日）の富士通戦からチームに復帰予定です。2年ぶりにどんなプレーを見せるか、ぜひご期待ください。

李 卓 選手コメント

オービックシーガルズファミリーの皆さん、いつもご支援ご声援をありがとうございます。先日カナダから帰国しました。

モントリオール・アルエッツでの2年目のシーズンは、結果として、悔しくも出場機会を勝ち取ることはできませんでした。ともに切磋琢磨するチームメートが、毎試合2、3万人以上の観衆の中でプレーする姿をいちばん近くで見る。彼らを誇りに思う気持ちと、自分もプレーしたいという想いが複雑に入り混じり、とにかく自分自身と向き合い、戦い、もがき続ける日々。プロリーグという素晴らしい環境で活動する貴重な経験ができた一方で、満足できない悔しい想いを募らせてきました。

それでも、こうして帰ってくるチームがあること、自分を必要としてくれる仲間がいること、そして、自分のプレーを見たいと思ってくださるファンの皆さんがいることを、本当にありがたく思います。2021年のNFL IPP（International Player Pathway）プログラム選考キャンプからCFLを経て、2シーズンぶりのチーム復帰となります。久しぶりに日本のファンの皆さんの前でプレーできることがとても楽しみです。

北米でフットボーラーとして成長した実力を発揮し、今シーズンの残り、ライスボウル制覇まで、チームに貢献できるよう精一杯頑張ります。今後ともご支援ご声援をよろしくお願いします。ぜひ試合会場にも足を運んでいただき、ともに戦っていただけるとうれしいです。