2021シーズンのリーグ戦3位、準決勝敗退という結果を受け、2022春シーズンは、選手一人ひとりにより高いレベルでチャレンジすることを求め、取り組んできました。この姿勢に日本人選手・外国人選手の別はなく、日本人選手75名と外国人選手6名が、それぞれの登録枠（61/4）入りを目指してチャレンジすることとなりました。チームの方針を理解し、春シーズンをともに戦い、全力で取り組んでくれたすべての選手には、たいへん感謝するとともに、一人ひとりの努力にあらためて敬意を表します。

短い期間でしたが、多くのポジションでレベルの高いコンペティションが生まれ、ロスター登録にあたっては苦渋の選択を余儀なくされました。結果として、外国人選手枠４名については、TEホールデン・ハフ選手、QBジェイソン・スミス選手、DLカーデル・ローリングス選手、DBショーン・ドレイパー選手を登録することとしました。

そして、たいへん残念ながら今まで功績のあった選手をはじめとして、登録を見送ることになった選手の皆さんには、春のコンペティションに参加していただいたことにあらためて感謝したいと思います。

この春シーズンからの一連のコンペティションについては、その過程において、チームとしては一人ひとりの選手と会話を重ねてきましたが、初めての取り組みであったこともあり、登録を見送ることになった選手をはじめ、チームのメンバーに不安や不満を抱かせ、関係者の皆さま、ファンの皆さまにもご心配をおかけすることになったことについて、チーム運営責任者として反省し、今後の在り方について再考する所存です。

サバイバル競争を勝ち抜いたロスター登録選手たちは、しばしのオフ期間を経て、来週末から練習再開となります。日本一奪還に向けて全力で取り組む選手たちに、今後とも熱いご声援、ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

オービックシーガルズ
GM/チーム代表  並河 研
ヘッドコーチ 大橋 誠