7/5(水)~7/12(水)、チーム強化プロジェクト「Gullsチャレンジ」の一環として企画した米フロリダでのトレーニングキャンプに、参加を希望した11名の選手を派遣します。
アメリカのトレーニング施設に選手を派遣するのは、2016年のロサンゼルスキャンプ以来になります。トレーニングを受ける「 D1 トレーニング フォートマイヤーズ」(D1 Training Fort Myers / 上写真)は、アメリカのトップアスリートに最先端のトレーニングを提供する施設で、特にこの時期は、NFLやカレッジ強豪校の選手が数多くトレーニングに励んでいます。そういった選手を間近に見ながら同様のトレーニングメソッドを体感し、自身のトレーニングに活かすこと、そしてキャンプの成果をチームに還元することを期待しています。
トレーニングは5日間。午前に強度の高いメニューに取り組み、午後はフリートレーニングのほか、近隣のカレッジの練習やトレーニング施設の見学などに充てる予定です。2021年にRB#29李 卓選手が参加したNFLのIPP(International Player Pathway)プログラムの候補生キャンプが行われたIMGアカデミーへの訪問も決まっています。
参加にあたっての各選手のコメントを概要下に掲載しました。現地から届く選手たち自身のレポートも順次、このホームページに掲載していきますので、ぜひご注目ください。
*チームは、6/24(土)の大学生クリニックを最後にオフ・自主トレ期間に入っており、7/15(土)に全体練習を再開します。ロスター発表は7/1(土)の予定です。
2023トレーニングキャンプ@フロリダ 実施概要 | |
日程 | |
7/5(水)~7/12(水) ・7/5(水)出国 ・現地7/6(木)~7/10(月)トレーニング [5日間] ・7/12(水)帰国 |
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トレーニング施設 | |
D1 トレーニング フォートマイヤーズ(D1 Training Fort Myers/フロリダ州フォートマイヤーズ) ▶HP ▶Google MAP |
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トレーニング内容 | |
このキャンプのために特別に設計された5日間のプログラムを行う ・各ポジションのスキルトレーニング ・トラックトレーニング ・ウエイトトレーニング |
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費用 | |
渡航・宿泊・トレーニング費用はチーム負担。生活費は自己負担 | |
参加選手 11名 *( )内はチーム加入年、出身 | |
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帯同 2名 | |
塚田昌克アシスタントヘッドコーチ 鈴木裕宣ストレングスコーチ |
◎参加選手コメント
OL#51村田健太
自分がどこまでやれるのかチャレンジしたいとう思いでオービックシーガルズに加入しました。今も当時と変わらない思いで活動しています。そんな中、アメリカでNFL選手やカレッジ選手のトレーニングを体験する機会をいただけると聞き、ぜひともアメリカ人のフィジカルや動きを構築している手法を学んでレベルアップしたいと参加を決めました。フィジカル、スピード、ヒット、パンチのレベルを上げ、チームにも還元できるように取り組みます!
OL#61玉村 匠
自身の成長とスタンダードを上げるために、アメリカでのトレーニングへの参加を決めました。様々なトレーニングメニューが用意されているので、何事も楽しみながら、ひとつひとつのメニューを最後までやりきって、成長して戻ってきます! 日本一を達成するために、まずは自分が強くなり、チームに貢献したいと思います。秋シーズンには、強いツイスターズ(OL)、強いオービックシーガルズをお見せできるように頑張ります。
TE#41アンダーソン真グレン
地方リーグ出身の選手として、Xリーグ最高峰のチームを圧倒して闘えるようになるために経験を積もうと、参加を決めました。フィジカルには自信がありましたが、納得のいくパフォーマンスが出せない期間が続いていました。最先端のトレーニングを受けることで、フィジカルやムーブメントに本場の磨きをかけ、秋シーズンに大活躍する選手になるターニングポイントにするための挑戦をします。選手ひとりひとりが1週間、仕事や他のことに気を取られずにアメフトだけに集中し、自分自身と向き合える大きな機会です。経験することをすべて吸収してチームに伝えます。チームの全員がふた回り成長して秋シーズンを迎えますので、楽しみにしていてください。
WR#18渡邊ジャマール
長い間アメリカでトレーニングする機会があったので、チームメートと一緒に行けば、彼らに多くのものを見せて、チームをより良くすることができると思い、参加することにしました。このキャンプで多くのことを学び、チームを成長させ続けることが目標です。チームにとっても大きな一歩だと感じています。今シーズンの私たちは、より強く、より賢く、より速く、より知識を深めていきます。新しいコーチ、新しい選手とともにライスボウルで優勝できるよう全力を尽くします。そしてさらに多くの優勝を目指して頑張ります。新しい栄光を楽しみにしていただき、これまでチームをトップに押し上げてくださった素晴らしい応援をこれからも続けていただきたいと思います。
WR#84西村有斗
アメリカのフットボール選手が行っているウエイトトレーニングやスキルドリルを、SNSなどで見て真似をしたり取り入れたりしてきたので、今回のキャンプで実際にアメリカで行われている最新のトレーニングを体験できることを、とても楽しみにしています。3年ほど前、テキサスのトレーニング施設に2か月間滞在してトレーニングをしたことがありますが、アメリカに行くのはそれ以来です。その頃とは違った新しいトレーニングを体験できるのでは、と期待しています。今のNFL選手やNCAA選手がどのようなことを大事にしているのかを、ウエイトトレーニング、スキルドリルともに吸収してきます。
RB#29李 卓
これまで個人的に海外でのトレーニングやゲームを経験してきましたが、チームの仲間とともに本場のフィジカルレベルを体感し、その衝撃や感動を共有できる絶好の機会だと思い、参加を決めました。日本のリーグで群を抜く活躍を見せ続けられるよう、キャンプでは本場のフィジカルスタンダードをいちばん体現し、持ち帰ってきます。
RB#30 大河原 陸
初戦の胎内ディアーズ戦で負傷し、チームはパールボウル優勝という結果で終われたものの、悔しい春シーズンとなりました。結果を残せておらず、劇的な変化を求められる自分にとって、今回のキャンプは最高の基礎固めの場になると思っています。「ファンダメンタル強化」と「チームへの還元」というテーマのもと、個人では筋力アップ、テクニックの向上を目指し、帰国後はキャンプで学んだことをチームに共有します。心身ともにひと回り大きくなって帰ってきます。秋シーズンを楽しみにしていてください。
QB#15 小林優之
オフェンス、ディフェンスともに、フィールドにアメリカ人プレーヤーが当たり前にいるXリーグの現状ですが、その中でも日本人QBが結果を出すことが、今後のフットボール界にとっても重要なことだと考えています。そのために、スローイング、ステップ、メンタリティといったQBとして必要なスキルや、そのためのトレーニング、考え方などを本場の環境で学べることは、自身の成長はもちろんのこと、参加する選手とともにオフェンス全体のレベルアップに繋げられると思い、参加を希望しました。この機会をいただいたことに感謝し、変化を恐れず、常に挑戦し続けるキャンプにしたいと思います。
LB#44 成瀬圭汰
勝てていないシーズンが続いている中、今年は特に、チームとして変化することを大切にしてきました。そんな中で自分自身もさらなるレベルアップが必要だと感じ、今回の参加を決めました。自分の中で大切にしている「デカく、速く」をより高めるためのキャンプにしたいと考えています。せっかくいただいた機会なので、全力で取り組んできます。秋シーズンに成長した姿、そしてオービックシーガルズの日本一をお見せできるよう頑張ります!
DB#10 小椋拓海
「アメリカ人RBを止めないと勝てない」-Xリーグのすべてのディフェンスプレーヤーが認識していることだと思います。止めるためのヒントを少しでもつかみ取りたいと思い、応募させていただきました。このキャンプを通してレベルの高いファンダメンタルを吸収し、チームに還元したいと思います。秋シーズンも、レベルアップしたオービックシーガルズの応援をよろしくお願いします。
K/P#12 山﨑丈路
アメリカでのトレーニング経験はあるものの、ここ数年、身体の課題感からチャレンジする機会を持てずにいました。不安が減ってきた中で、再度ベースアップし、もう一度勝負できる状態をつくりたいと考え、応募させていただきました。再びアメリカに行き、高いレベルの環境下でチャレンジする気持ちを思い出し、さらに上を目指して自信を持ってプレーできる自分をつくりたいと思います。個人の成長を結果に大きく還元できるポジションとして、圧倒的に成長して日本一を奪取すべく、引き続き頑張ります!