試合日時 会場 |
2021年11月14日(日)14:00(試合終了16:13) 富士通スタジアム川崎 メインスタンド/カラージャージ |
天候 | 晴れ |
観衆 | 997人 |
試合情報
■第6節は、ここまで1勝3敗1分(勝ち点4)のエレコム神戸ファイニーズと対戦します。
第5節を終えた時点で、上位3チーム(オービック、富士通、パナソニック)の準決勝進出が決まりました。オービックは前節で敗戦を喫しましたが、次節11/13(土)富士通vsパナソニックの結果次第では、残り2試合とも勝つと1位通過の可能性が残っています。エレコム神戸も、残り2試合とも勝った場合に準決勝進出の可能性が残っています。どちらのチームも勝利がほしい、互いに譲れない一戦になります。
エレコム神戸には、オービックから移籍した、OL#54岡本選手や富士通戦で36ヤードのFGを決めるなど活躍している K/P#16多田羅選手が在籍しているだけでなく、高橋睦巳アシスタントHC、中村敏英オフェンスコーディネーター、時本昌樹ディフェンスコーディネーターと、選手・コーチとしてオービックで活躍したコーチがそろっています。オービックのことをよく知るコーチ陣だけに、どんなゲームプランでくるのか、スペシャルプレーにも注意が必要かもしれません。
対するオービックは、前節パナソニック戦は敵陣に入ってからエンドゾーンまでが遠く感じられました。一気に得点まで結びつける爆発力のあるオフェンスに期待したいところです。特に、パス獲得ヤードが74ヤードと封じ込まれたので、QB#11ジミー・#15小林選手、WR#7池井・#81水野・#84西村・怪我から復帰した#18木下選手などのパスユニットの活躍に期待が集まります。準決勝以降を見据えると、この試合での出来が大事になってくるでしょう。
■毎年11月は、Xリーグが賛同している▶オレンジリボン運動(子ども虐待防止)の推進月間となっており、次節ではリーグとともに普及活動を行います。ハーフタイムには、SEA-Cheerジュニアが日頃の練習の成果を披露しますので、楽しみになさってください。たくさんの参戦をお待ちしています。
◎エレコム神戸 今季戦績 |
1 △26-26 IBM 2 ○不戦勝 オール三菱 3 ●23-27 東京ガス 4 ●14-20 ノジマ相模原 5 ●11-19 富士通 |
チケット | 全席指定席 ブースタークラブ会員向け先行割引販売:11/2(火)19:00~ ▶購入ページ 大人1,300円、小学生以下750円(税・システム料込) *一般販売:11/7(日)14:00~ 前売1,500円、当日2,000円、小学生以下750円 ▶Xリーグチケット |
中継 | ▶XリーグTVをご利用ください(2,200円/月) *ブースタークラブには1,100円/月で加入できる特典あり |
当日企画 |
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スターティングメンバー
OFF | DEF | SP |
---|---|---|
OL72島崎貴弘 | DL68清家拓也 | K49星野貴俊 |
OL76藤田真史 | DL33仲里広章 | P96髙坂將太 |
OL58庄島辰尭 | DL23バイロン・ビーティー Jr. | |
OL71松原寛志 | DL35佐藤将貴 | |
OL75川本康太 | LB13岩本卓也 | |
TE3植原 涼 | LB44成瀬圭汰 | |
WR26野崎貴宏 | DB10小椋拓海 | |
WR81水野太郎 | DB27田中雄大 | |
WR84西村有斗 | DB8東方嘉永 | |
RB43望月麻樹 | DB1砂川敬三郎 | |
QB15小林優之 | DB21ブロンソン・ビーティー |
試合結果
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
---|---|---|---|---|---|
オービックシーガルズ(OS) | 21 | 7 | 0 | 10 | 38 |
エレコム神戸ファイニーズ(EF) | 7 | 7 | 0 | 7 | 21 |
2年目QB#15小林が初先発し、安定したクォーターバッキングを披露。RB#43望月のTDランで先制して終始優位に試合を運び、38-21で快勝しました。前日の試合でパナソニックのリーグ戦1位通過と、2位または3位となるオービック・富士通の最終節、準決勝の2連戦が確定。2021シーズンもいよいよ佳境に入りました。
得点経過
チーム | Q | 時間 | プレー | 選手 | ヤード | TFP | 選手 | G/NG | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OS | 1 | 04:16 | ラン | #43望月 | 4 | キック | #49星野 | G | 7-0 |
OS | 1 | 08:34 | パス | #15小林→#26野崎 | 15 | キック | #49星野 | G | 14-0 |
EF | 1 | 10:52 | パス | #19ソコール→#7内田 | 43 | キック | #16多田羅 | G | 14-7 |
OS | 1 | 11:07 | KOR | #84西村 | 90 | キック | #49星野 | G | 21-7 |
OS | 2 | 03:33 | ラン | #38荒竹 | 3 | キック | #49星野 | G | 28-7 |
EF | 2 | 11:23 | パス | #19ソコール→#21オヌワー | 10 | キック | #16多田羅 | G | 28-14 |
OS | 4 | 00:04 | FG | #49星野 | 30 | 31-14 | |||
OS | 4 | 03:09 | ラン | #38荒竹 | 21 | キック | #49星野 | G | 38-14 |
EF | 4 | 06:44 | パス | #19ソコール→#7内田 | 4 | キック | #16多田羅 | G | 38-21 |
TFP:トライフォーポイント、FG:フィールドゴール、INT.R:インターセプトリターン、FUM.R:ファンブルリターン、KOR:キックオフリターン、PR:パントリターン
ターンオーバー
回数 | プレー | |
---|---|---|
OS | 0 | |
EF | 2 | ●2Q ファンブルリカバー ●3Q インターセプト |
チーム記録
OS | EF | |
---|---|---|
19 5+14+0 |
1stダウン回数 ラン+パス+反則 |
18 4+11+3 |
50-362 | 攻撃 回-ヤード | 56-299 |
23-123 | ラン 回-ヤード | 13-10 |
27-20-1 239 |
パス 試-成-INT ヤード |
43-24-0 289 |
6-45 | 反則 回-ヤード | 8-30 |
1-1 | FUM. 回-ロスト | 0-0 |
1-1 | FG 回-成功 | 0-0 |
24:16 | 攻撃時間 | 23:44 |
ヘッドコーチ談話
今日の試合を振り返って
ひとつのプレー、ひとつのアクションに集中してやり切ることがテーマでしたが、それぞれが遂行力を発揮してくれました。特に、初先発のQB#15小林がしっかりオフェンスをコントロールできたことは収穫です。
次戦富士通戦に向けて
我々にとってタフな試合になることは間違いないので、粘り強く戦い続けられるだけの準備と覚悟が大切になります。いずれにしても、いま持っている力をすべて出し切れるよう準備していきます。
応援してくださる皆さんへ
いよいよシーズンも終盤に入り、リーグ戦も最終戦を迎えます。ここからが、正念場かつ本当に面白いところです。皆さんにもより一層気持ちを乗せていただき、熱い応援の温度を上げていただければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
フォト
チーム表彰
オフェンス
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QB#15
小林優之初先発だったが、普段の練習通りの落ち着いたクォーターバッキングで、パス成功率74%と安定したオフェンスでチームを勝利に導いた。社会人になってからも成長し続けた姿を披露。
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WR#26
野崎貴宏敵陣でサードダウン、得点がほしいシチュエーションで、相手ディフェンスバックをナイスルートで抜き、ナイスTDキャッチで貴重な追加点に繋げた。彼らしいルートランニングが光った。
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RB#30
地村知樹13キャリー、3キャッチ、トータル97yds獲得。確実にゲインを重ねて、リズムの良いオフェンスにした立役者。走ってよし、捕ってよしのマルチぶりを十分に発揮した。
*第4節東京ガス戦に続き今季2度目の受賞
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OL#58
庄島辰尭ツイスターズ(OLユニット)を先導し、ラン攻撃123yds、0サックで勝利に貢献した。成長に貪欲で、試合を重ねるごとにパフォーマンスレベルが高くなっている。
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OL#76
藤田真史コンスタントにゲインしたランオフェンスを支え、QBを守り切った。若手ラインとアフター練習まで熱心に取り組み、パフォーマンスは近年でも最高レベルにある。フィールド内外でユニットをまとめる姿は、まさに大将。
ディフェンス
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DB#10
小椋拓海POGの常連になりつつある。相手のエースWRを完全にシャットアウト。ほぼすべてのプレーが安定感抜群で、オービックディフェンスの新守護神を襲名か。
*第2節IBM戦、第3節ノジマ相模原戦に続き今季3度目の受賞
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LB#13
岩本卓也QBへの嗅覚が冴え渡っていた日。ミスをまったく怖がらず、躊躇がない激しい狙いで、LBながら2サックを決めた。
*第3節ノジマ相模原戦に続き今季2度目の受賞
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DL#20
平澤 徹毎試合POG狙いを公言している中、まったく目立たない試合が続いていたが、今シーズン初の受賞。今回は遂行力が高く、激しいヒットもあり、文句なし。
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DL#23
バイロン・ビーティー・ジュニア本人もなかなかフラストレーションがたまる試合が続いていたが、こちらも今シーズン初受賞。サック、ハリーをマーク。これですべてを開放するきっかけになるか。
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DL#33
仲里広章毎度お馴染み、非常にレベルの高い遂行力。まさにDLのお手本。次戦は強敵を相手にどんな遂行力を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。
*第4節東京ガス戦のディフェンス、キッキングW受賞に続き今季3度目の受賞
キッキング
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DB#8
東方嘉永パントリターンで相手のカバーマンを完璧にシャットして2回のグッドリターンに貢献。2年目にしてディフェンスでも活躍中。誰が相手でも物怖じせず向かっていく姿勢には、見ているこちらも勇気づけられる。
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RB#38
荒竹悠大キックオフカバーで1タックル、キックオフリターンではグッドブロックでTDを演出した。RBでも好調のディエゴ(*荒竹選手の愛称)。クイックネスと丁寧さを武器に、様々なポジションで活躍中。
*第3節ノジマ相模原戦オフェンスに続き今季2度目の受賞
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WR#82
成田将吾キックオフカバーで3タックルを記録。彼の長所は、時にOLがブロックに来ても、まったくスピードを落とすことなく突き抜けていく思い切りの良さ。今後も屈強なリターンチームに風穴を開ける存在になる。
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WR#84
西村有斗得点を許して流れが相手に傾きかけていた中での、値千金のキックオフリターンTD。最初のフェイクステップでカバーチーム2人を置き去りにするあたりは、さすがエースと言えるプレーだった。
*第2節IBM戦に続き今季2度目の受賞
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K/P#96
髙坂將太新人ながら、早くも今季3度目の受賞。今節も相手リターンチームに仕事をさせない精度の高いキックオフと、敵陣1ydで止まる鮮やかなパントを記録。今後も何で魅せてくれるか楽しみでならない。
*第2節IBM戦、第3節ノジマ相模原戦に続き今季3度目の受賞