■レギュラーシーズン3位（5勝2敗）のオービックシーガルズは、同2位（6勝1敗）の富士通フロンティアーズと、プレーオフ準決勝で対戦します。

富士通とは、先日の最終節（●13-14）に続いての連戦になりますが、一度対戦したことで互いに相手のイメージがついているだけに、さらにレベルの高い戦いになることが予想されます。

オービックディフェンスは、富士通のノーハドルオフェンスにどう対応するのかがポイントになってくるでしょう。「テンポよく始めることでオービックディフェンスの強みを消したい富士通オフェンス」対「自分たちの強みを最大限発揮したいオービックディフェンス」。個々の戦いも注目ですが、ユニットでどう戦うのかにもご注目ください。

オフェンスは、前節の試合で3rdダウンコンバージョンの成功率が1/7（15％）と低く、得点につながる効果的なドライブができなかったため、3rdダウンのプレー精度が生命線になってくるでしょう。ランプレーを出すことで、より優位に進めることができるので、ツイスターズ（OL陣）の活躍に期待したいところです。

実力差がないだけに準決勝も僅差になる可能性が高く、キッキングゲームの出来が勝敗を分けるかもしれません。前節からXリーグに復帰し、しっかり48ヤードのFGを決めた#12山﨑選手、開幕戦から好調の新人#96髙坂選手、ふたりのK/Pにも期待がかかります。

■負けたらシーズンエンドのプレーオフ。連覇に向け、ここからが勝負どころです。 TIME TO FLY , HERE TO WIN－皆さんの参戦をお待ちしています。