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就任のご挨拶(大野ヘッドコーチ、塚田・清水アシスタントヘッドコーチ)

▲大野ヘッドコーチを中心に、2023コーチ陣 ◎前列左から、荒井ディフェンスクオリティコントロール、宮本オフェンスコーディネーター、塚田アシスタントヘッドコーチ、大野ヘッドコーチ、清水アシスタントヘッドコーチ、小島ディフェンスコーディネーター、湯澤オフェンスクオリティコントロール ◎後列左から、宮崎ディフェンスアシスタント、黒木キッキングアシスタント、居澤オフェンスクオリティコントロール、藤本DBコーチ(選手)、大木ディフェンスアシスタント、三宅DBコーチ、紀平DLコーチ (*写真の他に、藤田OLコーチ、鈴木RBコーチ、池上ディフェンスアドバイザー)

既報の通り、3/5(日)、新チームが2023シーズンのスタートを切りました。新たにチームを率いる大野ヘッドコーチ、塚田・清水の両アシスタントヘッドコーチから「就任のご挨拶」をさせていただきます。

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ヘッドコーチ就任のご挨拶
大野 洋

選手歴
【OL】
大阪体育大学
1997~2005 オービック
コーチ歴 2006 オービック OLコーチ
2007~2009 富士通 OLコーチ
2010~2014 オービック OLコーチ
2015 近畿大学 OLコーチ
2016 早稲田大学 OLコーチ
2023~ オービック ヘッドコーチ
日本一 オービック:日本選手権優勝6回(選手2、コーチ4)

さかのぼること1996年。私が大学4年の時。壮大な天然芝のグラウンド、アップテンポな洋楽が鳴り響くなかウォーミングアップが始まり、とてつもないテンションの選手、コーチ、スタッフがグラウンドを縦横無尽に駆け巡っている姿、ものすごいテンポで進んでいく練習、ハードであるはずの練習メニューを笑い飛ばすかのように次々と消化していく選手たち……初めてシーガルズの練習に参加し目の前で起きているすべてのことに衝撃を受けたとともに、このチームの一員になりたいと強く思った日のことをはっきりと覚えています。これが私のシーガルズとの出会いであり原点です。

それから2005年までの9シーズンを選手として過ごした私は、コーチとしてライバルチームへと身を移し、打倒シーガルズを掲げ取り組んだ時期もありました。2010年には再びシーガルズに戻り、ライスボウル4連覇という貴重な経験をさせていただきました。2014年シーズンをもって再びチームを離れ、2017年以降6年間アメリカンフットボールとはまったく無縁だった私に、ヘッドコーチという大役を任せていただきました。

今年1月14日にチーム内で行われた2023シーズン新体制発表以降、シーズンインを待たずしていろんなことがありました。たった1か月半ではありますが、選手やコーチとの会話を重ねてきてあらためて思うことは、相互理解や信頼関係なくしてチームは成立しないということです。チームメンバー間の心が通じ合い、「この仲間と勝ちたい」という一人ひとりの強い思いが原動力となり、日本一に向かってチームを突き動かしている状態をいかに醸成できるか。その実現に向かうための場づくり・仕掛けづくりが私の役割だと再認識することができました。

これからいろんな壁が待ち構えているでしょう。その時々、一人ひとりが摩擦を恐れることなく意見し合い、壁という壁を笑い飛ばしながら、日本一へと駆け上がっていきたいと思います。

2023シーズンのオービックシーガルズにどうぞご期待ください。

アシスタントヘッドコーチ就任のご挨拶
塚田昌克

オービックシーガルズが40周年、私自身も40歳という節目を迎える今年、アシスタントヘッドコーチ兼キッキングコーディネーターという大役を任せていただくことになりました。チーム内でミーティング等を重ねる度に、日々その責任の重さを実感しております。

ご存知の通り、このチームに関わる大半の人間がプロではありません。一般の方から見れば、ただの趣味と何も変わらないと思われるかもしれません。けれど、日本一になりたいという思いのもと、貴重なプライベートの時間を日々割いて、このチームに力を注いでくれています。そんな情熱あふれる選手や力強いスタッフが、そこまで投資する価値がこのチームには本当にあるのかということを常に念頭に置きながら、チームづくりに励んでいきたいと思います。

キッキングについては、我々クラブチームが置かれている環境と酷似しています。普段はそれぞれ違うポジションで違う役割がありながら、1つのユニットの1プレーを遂行しビッグプレーをするために全力を注ぐということ。今年のキッキングは、安全かつ大胆に、チームの得点源となれるよう取り組んでいきます。

日本一になる、ビッグプレーをする、チームの全員がそのために全力を注ぐ。向いている方向が同じなら、それまでの過程なんてどうでもいいのかもしれません。それぐらいユーモアや柔軟性にあふれるチームこそが、人を惹きつけ感動させることができる、魅力あるチームなのかなと考えています。

形にとらわれず、摩擦を恐れず、情熱にあふれたチームをつくります。

これからのオービックシーガルズにとって、2023シーズンに優勝することがとてつもなく大きな意味があります。今シーズン、よろしくお願いいたします。

選手歴 住吉川86スコーピオン[OL/RB]
京都ベアーズ[RB/DE]
大阪産業大学附属高校[RB/DE/LB]
立命館大学[LB/RB]
2007~2019 オービック[LB]
*2011オールXリーグ受賞
コーチ歴 2015 オービック LBコーチ
2016~2017 〃 アシスタントコーチ
2018~2019 〃 ディフェンスアシスタントコーチ
2020 〃 ディフェンスコーディネーターアシスタント
2021 〃 ディフェンスコーディネーターアシスタント/LBコーチ
2022 〃 LBコーチ
2023~ 〃 アシスタントヘッドコーチ/キッキングコーディネーター/LBコーチ
日本一 高校:高校選手権3連覇
大学:大学選手権3連覇(日本選手権2連覇)
オービック:日本選手権優勝 5回(選手4、コーチ1)

アシスタントヘッドコーチ就任のご挨拶
清水 謙

2013年シーズンを最後に現役を引退して以来、9年ぶりにコーチとして参加させていただくこととなりました。選手時代には、たいへんありがたいことに素晴らしい仲間たちと環境に恵まれて、数々の得がたい体験をさせていただきました。縁あって、またこうして違った立場で日本一を目指す戦いに参戦させていただけることをたいへん光栄に思います。

引退後4年ほど間を空けて、他チームでコーチという立場でフィールドに戻って5年経過しましたが、その間、フットボールの面白さや奥深さにますます魅了されるとともに、やりがいの大きさを感じながら携わってまいりました。

アシスタントヘッドコーチとしては、主に大野HCと塚田AHCとともにチーム全体を横断的に見つつ、試合中はゲームマネジメントを担当します。タイムアウトをとったりギャンブルしたりというような判断をする役割です。また、WRコーチも兼務します。勝負ごとは積極性が重要だと考えていますので、ファンの皆様には、アグレッシブに戦うオービックシーガルズにご期待いただけたらと思います。

見ていてワクワクする、エネルギッシュで親近感のあるチームにしていけたらと考えています。そして日本一をとります!!!

選手としてのわたくしを応援してくださっていた方々(いるかな?)に、試合会場で再びお会いできることも楽しみにしています! 応援よろしくお願いいたします。

選手歴 神奈川県立鎌倉高校[RB]
専修大学[WR]
2002~2013 オービック[WR]
*2002 Xリーグ新人王、2002・2007・2009・2011オールXリーグ受賞
コーチ歴 2012~2013 オービック WRコーチ
2018~2021 アサヒビール WRコーチ
2022 日本体育大学 WRコーチ
2023~ オービック アシスタントヘッドコーチ/WRコーチ
日本一 オービック:日本選手権優勝 5回(選手5)
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