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大学生向けクリニック「Gulls Day」を開催しました

6/24(土)、大学生向けのフットボールクリニック「Gulls Day」(旧「鴎道場」)をチームグラウンドで開催しました。

このクリニックは、1994年にデイビッド・スタント ヘッドコーチ(当時)が「専門コーチの指導を普段なかなか受けられない大学生のために、『基本的なテクニックを学べる場を作ろう』と提唱して始まりました。30年ほど経った今も、チームが最も大切にしている「ファンダメンタル(基本)」を選手、コーチが学生に直接伝えるという主旨を変えることなく続けています。コロナ禍でしばらく実施できませんでしたが、4年ぶりの開催となり、選手対象の「フィールドクリニック」と学生トレーナー対象の「トレーナークリニック」に、12大学から約120人の学生が参加してくださいました。

フィールドクリニックは、選手が中心になってメニューを考え、進行役を務め、手本を見せて、アドバイスを行います。大きな声で学生を鼓舞したり、良いプレーには「ナイス!」と声をかけて盛り上がったりと、どのポジションも明るい雰囲気でテンポよく進行。最初は少し緊張した面持ちだった学生たちも最後には積極的に選手に質問し、少しでも吸収しようという姿が見えました。

オービックシーガルズの選手にとっても、学生に説明することで自分自身で整理できていなかったことがわかったり、新たな気づきを得たりと、良い刺激になりました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

▲参加者を前に、「今日は皆さんが主役です」と塚田アシスタントヘッドコーチ
ポジション別のスキルトレーニング。学生と一緒にメニューに取り組みます。写真は練習相手になるWR#82成田選手。WRユニットは常に笑顔があふれていました
RB#29李主将は、走る際のボールの持ち方をアドバイス。基本ながら、重要なスキルです
最も大きい声で学生を鼓舞し続けていたOLユニット。学生の動きを真剣に見つめる#71松原選手(中央)
▲QBの肩の使い方をアドバイスする#17タイラー選手。サングラスで表情は見えませんが、人当たりの良いキャラクターで、学生ともフランクに会話していました
参加者が多かったDBユニット。意識するポイントを伝える#39小畑選手(右)。「選手の動きを見てすぐ真似できなかったが、教わったことを持ち帰って身につけたい」と学生選手
▲伝えるまなざしも真剣そのもの、LB#2髙橋選手。「スキルだけでなく、練習方法も教えてもらえたのがとてもよかった」と学生の収穫も大きかったようです
▲DL#9カーデル選手も、自ら手本を見せながら積極的にアドバイス。日本語を交えながら一生懸命に伝えていました
▲クラブハウスではトレーナークリニックを開催。平松ヘッドアスレチックトレーナー(左奥)が講義を行いました
▲スキル練習後は、学生選抜メンバーによる「パススクリメージ」。ナイスプレーがたくさん見られました
閉会式では、各ポジションから1名ずつ、MVPを発表。チームグッズをお渡ししました
▲クリニック終了後も時間の許す限り選手に質問する学生たち。北海道からの参加者も「高いお金をかけてきてよかった!」と満足していただけたようです
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