2/4(日)、地元習志野市にある奏の杜フォルテでシーズン終了報告イベントを開催しました。
▶実施概要・タイムスケジュール(ご案内記事)
11:00〜16:00で行われたイベントは、選手・コーチによるトークショーの他、SEA-Cheerのパフォーマンス、交流会、ビンゴ大会、防具試着体験など、盛りだくさんの内容で、多くの皆さんに足を運んでいただき、終始にぎやかな会になりました。
■2023シーズン終了報告会
▲左から、三宅剛司DBコーチ、小島健吾ディフェンスコーディネーター、塚田昌克アシスタントヘッドコーチ、DL#50板敷勁至、OL#51村田健太、DB#8東方嘉永、DL#57山田鈴星 |
▲「今年こそ絶対に日本一になる。チーム全体で取り組んでいく」。冒頭に力強く話す塚田コーチ |
試合映像を交えながら、全員で2023シーズンを振り返っていきます。
司会:TDK(タッチダウン金子)
-まずは春の公式戦、パールボウルトーナメントから。9度目の優勝、そして大会4連覇を達成しました。初戦は遠征試合でしたね。
小島コーチ:チームが新体制になって初めての試合が、いきなり新潟でのアウェー戦でした。これに勝利できたことが、チーム全員の大きな自信になりました。初めて訪れる地で、大雨の中にも関わらず、たくさんのファンの方が現地まで駆けつけてくださって、本当にありがたかったです。
-9度の優勝と4連覇はともに大会史上最多記録になりました。今年は5連覇を期待していいでしょうか。
村田選手:もちろんです。(会場から拍手) 来シーズンは「オフェンスの力で勝った」と言ってもらえるような活躍をしたいです。
▲ディフェンスコーディネーター就任1年目の手応えを語る小島コーチ |
▲村田選手は千葉県在住。このイベントにいち早く参加を決めてくれました |
-秋のリーグ戦は、初戦から2試合続けての習志野市、秋津サッカー場でのホームゲームでした。多くの方にご来場いただき、スタンドがチームカラーのアクアグリーンに染まりましたね。2013年に初めてホームゲームを開催したときから選手として在籍していた三宅コーチ、振り返ってみていかがでしょうか。
三宅コーチ:初めてのホームゲームのことは今でもよく覚えています。大接戦の苦しい試合でしたが、皆さんの声援に後押しされて勝つことができました(○42-41 IBM)。いつも応援してくださる習志野の皆さんに、感謝でいっぱいです。
東方選手:やはりホームゲームには特別な気持ちがあります。習志野高校のマーチングバンドなど、地元ならではの演出や雰囲気もいいですよね。
-試合会場で販売した習志野ソーセージについて。オービックシーガルズは昨年6月、習志野ソーセージ普及応援団に就任しました(▶記事)。ソーセージのPRを、山田選手お願いします。
山田選手:肉肉しくて、ジューシーで美味しいです。(ソーセージを食べすぎて)自分たちの体の半分は習志野ソーセージでできています。(会場が笑いに包まれ和やかな雰囲気に)
▲ホームゲームにかける思いを語る三宅コーチ。塚田コーチ(左)とは同期で、高校時代からチームメイト(大阪産業大学附属高校/立命館大学/オービックシーガルズ) |
▲山田(鈴)選手は、日本代表選手に混じって「僕もこの場にいていいのか」と気にする場面もありましたが、2年目の2023シーズンはチーム内でキッキングMVPに2試合選出される活躍ぶり |
-リーグ戦を勝ち上がり、準決勝は、対戦チームである富士通フロンティアーズの地元、等々力陸上競技場で開催されました。17-24で惜しくも敗退となりましたが、振り返ってみていかがですか。
板敷選手:富士通とは毎回僅差の接戦なので、いつもは集中していてスタンドの声は耳に入ってきません。でも、あのときはチームのスタンドがこれまででいちばん盛り上がっているのを肌で感じました。
-アウェーでの試合が、まるでホームのような熱い声援で盛り上がっていました。
板敷選手:チームのみんなも、参戦してくれたお客さんも、そう感じていたんじゃないかなと思います。
▲板敷選手。チームをもっと皆さんに知ってもらうには、といつも積極的にアイデアを出してくれます |
▲選手自身によるプレー解説など、普段なかなか聞けないトークがたくさんありました |
-来シーズンへの大きな期待をもって決勝トーナメントは終了しました。そして最後に、もうひとつ大きなイベントがありましたね。チームから7名の選手・コーチが参加したDREAM JAPAN BOWL2024(1/21(日)@国立競技場 / 全日本選抜vs.米IVYリーグ選抜)です。アメリカとの公式戦で初勝利を挙げました。全日本選抜チームのDBコーチとして参加し、現役時代には3度の世界選手権出場経験もある塚田コーチにお聞きします。今回の戦いはいかがでしたか。
塚田コーチ:短期間で作られたチームですが、全員が打倒アメリカへの強い信念を持ち、しっかりと組織され、機能しました。選手・コーチが一丸となってつかみ取った、日本にとっては歴史的な、非常に大きい勝利です。
-全日本選抜として出場した選手からも、ひと言ずつコメントをお願いします。
東方選手:出番は少なかったのですが、本場アメリカの選手の優れたサイズ、フィジカルを経験することができました。この経験を糧に、来シーズンこそ日本一になります。
板敷選手:サイズの大きさはもちろんですが、勝利への気迫、執念のすごさが印象に残っています。経験したことをチームの勝利につなげ、貢献します。
村田選手:やはりフィジカルの差を感じました。このオフシーズン中はフィジカルアップのトレーニングに取り組んでいます。来シーズンの勝利につなげます。
▲「OL陣は自分を含めみんな年齢が若く、まだまだ成長できる。楽しみにしていただきたい」と村田選手 |
▲ファンの皆さんと一緒に、オービックの「O」のポーズ |
▲トークショーのあとは、ファンとの交流を楽しみました。サインをする山田(鈴)選手 |
▲こちらは東方選手。「今年こそ日本一を期待しています」と、熱い声援をたくさんいただきました |
■当日のイベント
▲物販ブースで、2023シーズンの総集編映像を流しました |
▲DREAM JAPAN BOWLの日本代表選手のユニフォームや、優勝トロフィーなども展示しました。中央はジュニアチーム(中学生アメフト)、右はパールボウルの優勝トロフィー |
▲SEA-Cheerのパフォーマンス。多くの方が手拍子を送ってくださり、会場は大盛り上がり |
▲しーがるくんとやっぴー(谷津遊路商店街イメージキャラクター)も遊びに来てくれました |
▲オービックシーガルズジュニア(中学生アメリカンフットボールチーム)、ミズ(中学生女子フラッグフットボールチーム)の優勝報告会も行いました ▶「オービックシーガルズジュニア、ミズ ダブル中学日本一達成」(1/9up) |
▲初の日本一に輝いた中学生アメフトチーム。バイスキャプテンの#5中川玲音選手は、「決勝戦という大舞台で、チームスポーツの“良さ”をこのシーズン中でいちばん発揮できたことが、大きな成果です」 |
▲大会2連覇を達成したミズ(中学生)チーム。バイスキャプテンの#25豊岡友那選手(左端)は決勝を振り返り、「夏に行われたジュニアカップの決勝戦より全員落ち着いて、よくコミュニケーションをとりながら試合ができました。良いコンディションで試合に臨めたと思います」 |
▲チームグッズなどが当たる目玉企画、「選手背番号ビンゴ」。引いた番号と同じ背番号の選手をTDKがひと言紹介 |
▲SEA-Cheerジュニアによるパフォーマンス。元気いっぱいのダンスパフォーマンスに、熱い拍手が起こりました |
▲的当て体験コーナー。普段触る機会がない楕円のボールに、子どもたちは興味津々 |
▲本物のヘルメットや防具が試着できるコーナーでは、大人から子どもまで実際に試着を体験 |
▲「ヘルメットってこんなに重いんですね」と驚く声もありました |
チーム主催のイベントはコロナ禍前以来久しぶりでしたが、多くのファンの方に駆けつけていただき、おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じました。皆さんの熱い応援をじかに感じて、来シーズンこそ日本一を勝ち取り皆さんと喜びを分かち合いたいと、選手・コーチ・スタッフ一同、改めて思いをひとつにしました。
今回のイベント開催にあたり、ご協力をいただいた関係者の皆さん、ありがとうございました。