ニュース

フロリダキャンプ便り DAY5

▲トレーニング施設 D1 トレーニング フォートマイヤーズ(D1 Training Fort Myers)
後列左から、WR#18渡邊ジャマール、RB#30大河原 陸、QB#15小林優之、WR#5西村有斗、RB#29李 卓、LB#44成瀬圭汰、OL#51村田健太、TE#41アンダーソン真グレン。手前左から、OL#61玉村 匠、DB#10小椋拓海、K/P#12山﨑丈路

現地7/10(月)、5日間のトレーニングが無事終了しました。今日のレポートは、QB#15小林優之選手とWR#18渡邊ジャマール選手です。一行は現地7/11(火)早朝にフロリダを発ち、7/12(水)午後に帰国します。
*期間中の午後に予定していた近隣のカレッジやトレーニング施設の訪問は、翌朝のトレーニングに備えたリカバリーを優先させ、取りやめとしました。

(記事バックナンバー)
▶「トレーニングキャンプ@フロリダ」に11名の選手を派遣します(6/29up)
▶フロリダキャンプ便り DAY1(7/7up) ▶DAY2(7/8up)▶DAY3(7/9up) ▶DAY4(7/10up)

DAY5 -AM・・・・・・・・・・

QB#15小林優之
2020年加入/日本体育大

<トレーニングメニュー>
ヨガストレッチ
アジリティ(ラダーやダミーを使いコンペ)
サーキット1(インクラインベンチ、チューブシュラッグ、メディシンボール壁当て)
サーキット2(チューブフライ、ワンハンドローイング、サイドレイズ)
サーキット3(ワイパー、ケトルベルニーアップ、3マスステップ)
スレッド押し(20yd、15yd、10yd、5yd *すべて往復で折り返し時にバービージャンプ)
ストレッチ

いよいよD1でのトレーニング最終日。今日も連日変わらぬキツさでみっちり3時間追い込みました。

アジリティメニューでは、相手と競いつつ、決められたルール(コーンを倒さない、ボールをしっかり置く等)を守らないといけないため、スピードと正確性が必要になってきます。サーキットメニューは、重量は低めですが、とにかく爆発力が求められ、ハイテンポで行われます。そんな中で最後に発表されたメニューがスレッド押し。みんな最後の力を振り絞り、互いに声をかけ合いながらやり切ることができました。

ここまで追い込むことができたのも、毎日一緒に取り組むチームメートがいて、自分たち以上に必死に見本を見せて、全力でチアアップしてくれるD1のコーチがいたからだと思います。日本に帰っても、ここと変わらない追い込みができるよう、みんなで熱く、強い気持ちを持って取り組みたいと思います。

▲D1は朝の5時からやってるみたいです……
▲コンペで負けるとバービージャンプ20回。これがまたキツい!
▲レストの間にD1のコーチとキャッチボールをするWR#5西村選手。コーチはワンハンドを連発していました……
▲最後のスレッド押しメニュー。コーチたちに声をかけてもらいながら、とにかく押して走り切ります!
▲全メニューをやり切り、D1のコーチたちと記念撮影。時計を見て分かるとおり、しっかり10時まで追い込みました
▲最後はD1のシャツを着て選手たちで記念撮影。黒のシャツかっこいい!! やり切った!!
▲QBのスローイングを教えてくれたTyler Murphyコーチ
▲トレーニングが終わると、外はこの素晴らしい景色です

DAY5 -PM・・・・・・・・・・

WR#18渡邊ジャマール
2023年移籍加入/バージニア大ワイズ校

This was the last day of training but I will miss it very much. It was a great experience doing training with the team members and I feel like it has brought us closer together. All week we competed with each other and we are bringing that same mentality back to japan when we train with the rest of our teammates. I was happy to see everybody not only train but enjoying the training together and with me being a new member I saw how much I can count on them and also how important it is to them to get better in order to push our team to win the rice bowl. I think many times during training many of the players were put through unfamiliar drills and not once did I hear a complaint. All together I think we got better at the game of football rather than just learning about each of our individual positions. The bond and the work ethic of the members made me realize how close we can be to winning the rice bowl this year. I believe we are all looking forward to bringing new knowledge and bringing more skill to the rest of the team and when we join back together we will surely be the dominate team that has been successful in the past years.

In the afternoon I took the players around Miami so they can see what it’s really like in Florida. We ate and played football on the beach and on the way home we saw Miami dolphins stadium and we were all surprised at how big football is in America. What I enjoyed most about this day is the car ride to and from Miami. We talked about various subjects and we all learned something new about each other and we had time to just sit and talk. It was important to me because before this trip everyone has work and live in different areas so I haven’t ad a chance to know more about the players in general. Now I feel like I’ve known them for a long time and have a now even deeper love for this team. My teammates also treated my family like their own family and to see how much of good people they are outside of football makes me enjoy being around them and now I am eager for the next camp we have. This is a special team and I can’t wait to make more memories and grow the game of football in Japan with them.

今日はトレーニングの最終日でしたが、とても寂しいです。メンバーと一緒にトレーニングをするのは素晴らしい経験でした。絆も深まったと感じています。この1週間、互いに競い合いましたし、同じメンタリティを日本に持ち帰り、他のチームメートとトレーニングをすることになります。みんながトレーニングするだけでなく、トレーニングを一緒に楽しんでいるのを見てうれしかったです。新しいメンバーである私は、彼らがどれだけ頼りになるか、またライスボウルで優勝するために成長することがどれほど重要であるかがわかりました。多くの選手がなじみのないドリルを何度もやらされたと思いますが、一度も不満を聞きませんでした。私たちは個々のポジションについて学ぶだけでなく、フットボールのゲーム自体が上手くなったと思います。メンバーの絆と努力が、今年のライスボウル優勝のどれだけ近くにいるかを実感させてくれました。新しい知識やより多くのスキルをチームに持ち帰ることをみんなが楽しみにしていると信じていますし、チームに合流すれば圧倒的なチームになるに違いありません。

午後は選手たちを連れてマイアミの街を案内し、フロリダの実際の様子を見てもらいました。ビーチで食事やフットボールをして、帰り道にはマイアミ・ドルフィンズのスタジアムを見て、アメリカでのフットボールの大きさにみんな驚いていました。この日一番楽しかったのは往復の車の移動時間でした。いろいろな話題で盛り上がり、お互いに新しい発見があり、ただ座って話す時間を持つことができたのです。私にとってこのことは重要でした。というのも、この遠征の前は、それぞれ違う地域で働き、生活をしているため、選手たちについて詳しく知る機会がなかったからです。今では彼らのことをずっと前から知っているような気がして、このチームへの愛がさらに深まりました。 私の家族にも自分の家族のように接してくれて、フットボール以外でも彼らがどれだけ良い人たちであるかを知り、彼らと一緒にいるのが楽しくなりました。次のキャンプが待ち遠しいです。この特別なチームで一緒にたくさんの思い出をつくり、一緒に日本のフットボールをさらに発展させていくのを楽しみにしています。

▲チームジャパンの練習を通じて、オービックに導いてくれたアルト(WR#5西村)と。とても強い絆を築いていて、毎日励まし合っています
▲(小林選手と同じシーンを選んでくれました)
最終日ということでトレーニング施設からシャツをいただき、「IRON SHARPENS IRON」(鉄は鉄を研ぐ)という言葉の前で撮ることにしました
▲マイアミにある、銀座に似た人気の繁華街で
▲こちらに来て初めてピザを食べましたが、とても美味しかったです
▲ビーチでフットボールをした後、みんなで海に入りました
▲みんなで母と一緒に記念写真を撮りました(*中央がジャマール選手のお母さま)
error: Alert: コンテンツは保護されています