▲試合を終えて。左から、林オペレーションマネジャー、小島デイフェンスコーディネーター、山田琳太郎選手、ケビン・ジャクソン HULA BOWL JAPAN ディレクター(オービックシーガルズOB)、トゥロターショーン礼選手(関西学院大)、古谷(強化部)、三宅DBコーチ |
現地1/13(土)、米フロリダ州オーランドで HULA BOWL(フラボウル/全米大学オールスター戦)が開催され、日本代表選手(2名)のひとりとして、DL#95山田琳太郎選手(早稲田大 2023年9月卒)が出場しました。また、大会オフィシャルパートナーとしての活動においても、今後のチーム強化につながる収穫を得ることができました。
カリフォルニアトレーニング
1/4(木)〜7(日)4日間トレーニング
HULA BOWLウイーク
8(月)移動日
9(火)~12(金)4日間練習
13(土)ゲームデー
◎TEAM KAI ○24-17● TEAM AINA
山田琳太郎選手は、TEAM AINAのメンバーとして、第2Q、第4Qの計11プレーに出場しました。
■山田選手コメント
日頃からたくさんの応援をいただきありがとうございます。
HULA BOWLは、お祭りのようでありつつも、選手それぞれが「NFLのスカウトに認めてもらうんだ」と意気込み、ピリついた空気感もある独特な空間でした。
試合では、ランブロックではいいプレーができたと思っています。しかし、DE(ディフェンスエンド)に最も求められていた、そして自分が得意とするパスラッシュでは、自分の形をうまく相手に押し付けることができた時は勝てましたが、相手から積極的に攻めてくるパスプロテクションに対しては自分の方が技術的に劣っていて対処することができませんでした。自分の得意な部分を伸ばすだけでなく、プレーの幅を広げることが必要だと感じました。何よりメンタル面で積極性が足りなかったと痛感しています。
大会期間中、練習、試合を通して初めて海外の選手と正面から勝負し続ける中で、改善すべき反省点が多く出ました。いい経験ができたで終わらせず、自分の成長にどうつなげていくかを考え続け、海外の選手に劣らない活躍ができるようになりたいと思います。外国人選手の中でもがいた今回の経験を2024シーズンに生かし、試合の流れを変えるようなビッグプレーを起こせる選手になります。2024シーズンも応援よろしくお願いします。
◎大会オフィシャルパートナーとして
オービックシーガルズは昨年11月、HULA BOWLとパートナーシップ契約を結びました。今回は大会オフィシャルパートナーとして、小島健吾デイフェンスコーディネーター、三宅剛司DBコーチ、古谷拓也(強化部)の3名が参加したほか、林 和弥オペレーションマネジャーが日本代表選手に帯同しました。
海外選手のリクルーティング |
大会期間中は基本、午前が練習、午後は選手が滞在するホテルで選手と面談できます。ほぼすべての選手がNFLを目指していますが、NFL、CFL(Canadian Football League)、UFL(United Football League)のスカウトと同様に、オービックシーガルズも面談を実施しました。 |
コーチの研修機会 |
オービックシーガルズのコーチ陣も期間中の練習やミーティングに参加し、試合当日はロッカールーム、サイドラインに帯同しました。カレッジフットボールの現場でコーチングやパート練習、ゲームで大切にしていることをじかに学ぶことができました。 |
ネームブランディング |
コーチ陣が練習、ミーティングに参加することにより、大会関係者、NFL等のスカウト陣、選手たちに、オービックシーガルズを認知してもらうことができました。 |
「ここ数年はコロナ禍もあって、本場アメリカで学ぶ機会がありませんでした。YouTubeやウェブサイトで様々な情報を得ることができるようなりましたが、やはり、百聞は一見にしかず。コーチ陣にとっても、カレッジのトップ選手のプレーを間近で見る、一緒にミーティングに出る、コーチや選手たちと話すことは、大きな刺激であり、新しい発見や学びがありました。
昨夏、チーム強化策「Gullsチャレンジ」の一環としてフロリダトレーニングキャンプを実施し、11名の選手を派遣しましたが、オービックシーガルズの選手やコーチには、どんどんアメリカに行って体験し、学んでほしいとあらためて思いました。今回知り合ったコーチやスタッフからいろいろなお誘いを受けましたので、しっかり検討して、選手やコーチの成長の機会にしたいと考えています」(強化部 古谷)
▲試合会場となったセントラルフロリダ大学FBCモーゲージ・スタジアム(収容人数44,000人超) |
▲スタジアムに併設された室内練習場は天井が高く、広々としています。ここでも練習を行いました |
▲カリフォルニアでの4日間のトレーニングを経て、現地入り。初日、NFLスカウトによるメジャメントを受ける山田選手。腕の長さや手の大きさを測定します |
▲HULA BOWLウイークの4日間にわたって、コーチの指導を受けながらカレッジのトップ選手たちと練習に励みました |
▲「W」(早稲田大学)のヘルメットで、アメリカ人OLと対決。改善点を日々意識しながらチャレンジしました |
▲「最初はフィジカルの差に圧倒された」という山田選手ですが、迫力ある1on1を見せていました |
▲HULA BOWLの参加選手(左奥)とコミュニケーションを取るオービックコーチ陣 |
▲LBミーティングに参加する小島コーディネーター(中央) |
▲デイモンド・タルボット(Damond Talbot)HULA BOWL スカウティングディレクター と。右はトゥロターショーン礼選手 |
▲黒人ヘッドコーチで初めてスーパーボウルを制覇した(2007年2月/インディアナポリス・コルツ)トニー・ダンジー(Tony Dungy)氏を囲んで |
▲TEAM AINA DL#76で11プレーに出場。ランブロックでいいヒットを披露しました |
▲TEAM AINAのDL陣と。右から3番目が山田選手 |
▲対戦相手となったTEAM KAI DL#52トゥロターショーン礼選手と。タックルを決めて活躍しました |
▲現地のちびっ子ファンにサインをする山田選手 |